木製置き時計 Planeta の魅力を語る-2- @店長

木製置き時計 Planeta の魅力


こんにちは、店長です。
今日は、私が一目惚れして販売を決定した、木製置き時計のご紹介です。

 

木製置き時計

Planeta

北欧テイストの、ビーチウッドを使った、おしゃれな木製置き時計です。
ナチュラルな印象と、ユニークなモダンデザインが特徴的です。
大きさも直径11cmで、見やすい大きさ。スイープムーブメントを使用しているので、秒針が静かです。

最大の特徴は、内側に湾曲したデザインでしょう。
これは、CNCという、木工の切削機械で作っています。
CNCというのは、Computerized Numerical Control の略で、
コンピュータ制御で、数ミリ単位で、木を切削していくんです。

人の手では出来ない、CNCならではの、滑らかさと正確でミリ単位で制御できる切削。
それができるとあって、新進気鋭の木工デザイナーたちは、好んで、CNCを使っています。

考えると、時代も変わったんですね〜。
なんとなく、木工職人って、山奥とかにある自分の工房で、手にマメを作りながら、
削ったり、研磨したりして、作ってるという印象ですが、
今の木工デザイナーたちは、都会の工房で、コンピュータ制御のプログラムをし切削していくんですよ。

特に、この置き時計は、直径11cm 奥行き4.5cm と、少し大きめサイズ。
なので、リビングルームの棚になんか置いても、見やすいと思います。

 


時計の文字盤について



時計の文字盤は、レーザー刻印で仕上げています。
いままでの、焼印との違いは、焦げがない点なんです。

「ジュッ」とやる焼印は、どうしても、周囲が焦げてしまうんですね。
数字の印を作って、そこに熱を通して、木に焼き付けると、どうしても、
周囲に焦げが移ってしまうのですが、

レーザーは、プログラムしたとおり、正確に、文字盤を焼いていきます。
だから、全く焦げた部分がなく、美しい仕上がり。

CNC制御といい、レーザー刻印といい、何もかも新しい。
たぶん、20年前だと出来なかったデザイン。
そんな時計です。


時計のムーブメントについて、

 

店長のわたしが、声を大にしていいたいのが、
時計ムーブメントについてです。
安い時計って、変なムーブメントが多いですよ。
時計のムーブメントを調べれば、外国製で安いのはいくらでもあります。

とはいえ、1ヶ月置いてたら、超時間ズレ..... こんなのどうするの?って話です。

コチラの時計は、台湾のSUNCLOCK社のムーブメントを使用しています。
SUNCLOCK社は、北欧生まれの家具のチェーン店の時計でも使われていたり、
ムーブメントメーカーとしては、世界のトップシェアと品質を誇るメーカーです。



電波時計にしない理由


コチラの時計、申し訳ありません。電波時計ではありません。

当店が電波時計を使わない理由ですが、電波時計は、ラジオと同じで、時刻合わせの電波を受信して、時間修正をするのです。
ということは、ラジオと同じく、鉄筋コンクリート造のマンションや、幹線道路沿い、電子レンジやテレビなどの横とかだと時刻修正用の電波を受けることができない事が多いんです。
そして、この電波時計も、どこのメーカーかが重要になります。
海外製の粗悪な木製置き時計の魅力をひたすら語る@店長電波時計ムーブメントだと、数年で壊れたり、そもそも受信能力が低かったりで、ちっとも時間があわなかったりします。

 
そのため、SUNCLOCKのムーブメントを採用することになりました。
月に±10秒の誤差。数十年も使える耐久性がありますから。
こっちのほうがいいと考えました。



素材のビーチウッドについて、

ビーチウッドというのは、日本でいうと「ブナ材」ですね。 
アメリカやヨーロッパ、日本でも東北を中心に生息する木です。
北欧家具でよく使われる色ですね。透明感と清潔感を感じる色です。

このビーチウッドの温かい雰囲気を残すために、丁寧な保護塗装をしています。
こちらの時計では、テカリの無い「ポリウレタンコーティング」をしています。
ラッカーコーティングなどの、テカっちゃうコーティングもあるのですが、
自然な印象がなくなってしまうので、当店ではテカリのない、ポリウレタンコーティングで保護塗装しています。